大切にしている思い
私は、この車庫証明・自動車登録に関する業務に携わる上で大切にしている思いがあります。
それは「託された書類に思いをはせ、その期待に応える」ということです。
毎日、多くの車庫証明の書類や自動車の登録書類が私どもの元へ託されます。
それらの一つ一つどれをとってもただの紙切れであるものは一つとしてありません。
自動車をワクワクした気持ちで購入し、納車を待ち望んでいるエンドユーザー様、必死の思いで契約を勝ち取った販売店様など多くの方の思いをのせた書類をこうしてお預かりしています。
それぞれの書類には、それぞれの思いやここまでの道のり、エピソードが詰まっているのです。
そのような大切な書類を機械的に横に流し登録を終えることが私たち行政書士の仕事ではありません。
書類や要件の不備や法的なリスクを見抜き、それらを官公署において指摘される前に事前に手当し、手続きの安全を確保して、1日でも早くエンドユーザーの笑顔を実現することが我々の仕事です。
この書類が我々の手元に届くまでの数多の思いが身を結ぶように、託された思いに応えられるように
法令に則り、期日を厳守し、丁寧に、そして安全かつ迅速に手続きいたします。
所訓
「静観」
「静観」と聞くと我関せずというか他人事のように接されてしまうのではないかなと感じてしまいますよね。
でも私がこの「静観」に託した思いは、「ただ淡々と仕事をこなすだけで、他人事のように接しますよ」ということではありません。
「必要なときに、必要なだけ」行政書士が力をお貸しするのは最小限に留めるべきという思いです。
行政書士としてお預かりするお話の答えを持っているのは「お客様自身」です。
お客様自身が答えを持っているということは、その課題は「お客様自身」の力で解決することが大切だと考えています。
「行政書士は、お客様が安全にご自身が望む形を実現する最小限のお手伝いをするだけにとどまるべきだ」という自戒の念を込めて決めました。
私の事務所の行政書士や職員がお客様をお手伝いするのは、お客様が求めるなかで必要最小限の範囲のみ。
それまではお客様自身に一任し、事件やお客様自身から心の距離を取り、法的なリスクを負う場面以外は、見守る姿勢を大切にしています。
こうしてお客様や事件から距離を取ることは、行政書士の心を守り、そして職務の公正中立性を保つ観点からも大切なことではないかなと考えています。
また、私は、「お客様のお話に耳を傾けること」「お客様の気持ちに寄り添うこと」「お客様にとって必要なことを、お客様が納得するまでわかりやすく、粘り強くお伝えすること」「何をするにも同意をいただいたうえでお手伝いすること」を重視しています。
そのためにも、お客様に偏りすぎない「静観する姿勢」を大切にしています。
それからこの「静観」には「余計なことはしない」という意味合いもあります。
行政書士として「できること」と「してよいこと」は違います。
つい、主観的になるあまり「できること」と「してよいこと」をはき違えてしまったり、時には思わぬうちに法を犯すリスクもあります。
「余計なお世話が身をほろぼす」のが士業です。自分自身を守るためにもこの姿勢を大切にしていきます。
私たちは、これまでも、そしてこれからも客観的に事実だけを見つめ、課題を発見し、解決するお手伝いをさせていただきます。
そして、お客様との間で適度に心の距離を保つようにすることが、かえってお客様に親身になれるのではないかと考えています。
けっしてそっけなくしたりするということではありませんから、お気軽にご相談ください。
事務所コンセプト
コンセプトは「また会いたくなる」行政書士です。
→士業が必要になる場面というのはあまり良いことばかりではありません。しかし、私はふと困ったときに「あ!あの行政書士に相談しよう」と思い出してもらえるような、何もなくても気軽に相談できるような、何があるわけではないけど気軽に会いに行きたくなる行政書士を私は目指します。